竹に花が咲いたせいで(?)、今年は笹竹を使った七夕飾りはあきらめることにしましたが、やはり七夕飾りはしたい!
そんなときは、毎度お馴染み黒板ですね。
七夕にしてみました!
引用はこちらです。
今回はどちらも捨て難かったので、2首選びました。
まずは、当日お天気が悪くてもすてきな気分になれるように、とこちらを。
天の川横切る雲や七夕のそらだきものけぶりなるらむ
藤原 顕輔
藤原顕輔といえば、百人一首でおぼえたこちらが有名ですかね。
秋風に たなびく雲の たえ間より もれいづる月の 影のさやけさ
藤原 顕輔『新古今和歌集』
同じ「雲」でも上は「雲」が主役、こちらは「月(の影)」が主役ですね。
いずれにせよ、いつも快晴がいいわけじゃない。
それから、聞いた瞬間すばらしい天の川が目に浮かぶこちらを選びました。
袖ひぢてわが手に結ぶ水のおもに天つ星合の空をみるかな
藤原長能 『新古今和歌集』
いやー、なんて美しい!感動してしまいました。
数百年前の天の川、どんなだったのでしょうね。
実は天の川ってみたことないのですが、こんな感動を味わわせてくれて本当にありがとう、という気持ちです。
そんな幸せな気持ちで7月も過ごしてゆきたいです!
そして来年は、笹を育ててリアルな七夕飾りつくりたい!
(今はお盆飾り用に「鬼灯」育て中です。間に合うかな?)
この記事へのコメントはありません。